歯科に強い税理士の選び方 失敗しない3つの基準(西東京市)

歯科医院を経営していると、「今の税理士は歯科のことを分かってくれない」と感じる場面が出てきます。自由診療と保険診療の区分や、高額な医療機器の投資判断など、歯科に詳しい税理士でなければ的確に答えられない場面もございます。この記事では、西東京市で歯科に強い税理士を選ぶ3つの基準、顧問料、医療法人化を相談する目安までを解説します。読み終えると、自院に合う税理士の見極め方がはっきり分かります。

歯科に強い税理士の選び方3つのポイント

税理士なら誰でも歯科医院の経営に詳しいわけではありません。歯科特有の数字を読める税理士を選ぶには、次の3つを確認します。

1つ目は、歯科医院の顧問実績があるかどうかです。 歯科は自由診療と保険診療が混在し、レセプトの入金サイクルや窓口収入の管理など、一般の事業とは数字の流れが違います。歯科の関与先を多く持つ税理士は、こうした特有のお金の動きを前提に経営をアドバイスできます。面談の際は「歯科医院を何件くらい担当していますか」と具体的に聞くのが確実です。

2つ目は、開業から医療法人化まで一貫して任せられるかです。 歯科医院は開業時の設備投資が大きく、軌道に乗れば医療法人化も視野に入ります。医療法人の設立には都道府県や保健所への認可申請が必要で、税務だけでなく行政手続きの知識も求められます。税理士と行政書士の両方に対応できる事務所なら、窓口を分けずに済みます。

3つ目は、記帳の手間を減らす仕組みを持っているかです。 診療で忙しい院長にとって、領収書の入力や通帳の整理は大きな負担です。クラウド会計を使いこなす税理士なら、入力を自動化しながら、いつでも最新の経営数字を確認できる体制をつくれます。

西東京市で歯科に強い税理士が少ない理由

西東京市には多くの歯科医院があります。それにもかかわらず、市内で「歯科専門」を掲げる税理士事務所はほとんど見当たりません。理由は2つあります。

1つは、歯科専門をうたう税理士事務所が、新宿や東京駅周辺、立川など、人や事業者が集まる主要エリアに集中しているからです。西東京市のような住宅地に拠点を構える歯科専門税理士は少なく、地元で探すと候補がなかなか見つかりません。

もう1つは、地域の税理士の多くが業種を絞らず、飲食店から建設業まで幅広く対応していることです。間口が広いぶん、歯科特有の論点である自由診療と保険診療の区分や、医療機器のリースと購入の判断には踏み込みきれないことがあります。

そこで有効なのが、市内に限定せず近隣エリアまで視野を広げることです。西東京市と隣り合う練馬区や、西武新宿線で数分の場所にある歯科専門の税理士なら、地元並みの近さで通いながら、歯科の専門性も得られます。

歯科医院ならではの税務で税理士が見るポイント

歯科医院の税務には、一般の事業にはない独特の論点があります。税理士が特に注意して見るのは次の2つです。

自由診療と保険診療の区分

歯科医院の収入は、保険診療と自由診療に分かれます。この2つは税務上の扱いが違うため、正しく区分する必要があります。

保険診療の収入には、社会保険診療報酬の特例(租税特別措置法26条)が関係します。これは、社会保険診療報酬が年5,000万円以下で、かつ自由診療を含む医業・歯科医業の収入が年7,000万円以下の場合に、実際の経費ではなく決められた概算経費率で所得を計算できる仕組みです。実際の経費と概算経費のどちらが有利かは医院ごとに変わるため、両方を試算できる税理士でないと、有利な選択を逃します。歯科に慣れていない税理士はこの特例を使いこなせず、本来より多く税金を払ってしまうことがあります。

医療機器・内装の減価償却とリース

歯科医院は、歯科ユニットやCT、レントゲン、内装工事など、開業時にまとまった設備投資が必要です。これらは買った年に全額を経費にできず、種類ごとに決められた年数で分けて経費にします。これが減価償却です。

設備をそろえる方法には、購入とリースがあります。購入なら減価償却で数年かけて経費にし、リースなら毎月のリース料を経費にします。どちらが有利かは、資金繰りや利益の状況によって変わります。40万円未満の資産は、青色申告をしている中小企業者等なら、年間合計300万円までその年に全額経費にできる特例もあります(令和8年4月1日以後に取得した資産が対象)。歯科の設備に詳しい税理士は、投資のタイミングと方法を税負担まで見据えて提案できます。

歯科医院が専門税理士に依頼するメリット

歯科に強い税理士に任せると、数字が正確になるだけでなく、経営の見通しまで変わります。主なメリットは3つです。

1つ目は、歯科特有の節税を取りこぼさないことです。自由診療と保険診療の最適な区分や、社会保険診療報酬の特例の使い分けは、歯科の経験がある税理士ほど精度が上がります。2つ目は、先の数字が見えることです。たとえば直近6か月の実績をもとに残り6か月を予測しておけば、納税額のブレが小さくなり、設備投資や採用の判断も余裕をもって下せます。

クラウド会計で記帳の手間を減らせる

3つ目のメリットは、日々の経理の負担そのものを軽くできることです。マネーフォワードやfreeeといったクラウド会計を使うと、口座やカードの明細を自動で取り込み、手入力を大きく減らせます。領収書もスマホで撮影して取り込めるため、紙をためて月末にまとめて入力する必要がありません。クラウド会計の導入と運用に慣れた税理士なら、設定から日々の使い方まで指導してくれるので、院長は診療に集中しながら、いつでも最新の経営数字を確認できます。

当事務所は医科・歯科クリニック専門の税理士事務所として、日々の記帳から確定申告、6か月ごとの決算予測まで一貫してサポートしています。マネーフォワード・freeeの導入にも対応していますので、税務や記帳に関するご相談はお気軽にお問い合わせください。

顧問料について

歯科医院が税理士に支払う顧問料は、毎月の「顧問料」と、年1回の「決算・確定申告料」に分かれるのが一般的です。金額は医院の売上規模や、記帳をどこまで任せるかによって変わります。売上が大きい医院や、記帳代行までまとめて依頼する場合は高くなります。安さだけで選ぶと、歯科の節税や経営アドバイスといった肝心の部分が手薄になることがあるため、料金とサービス内容のバランスで判断します。

参考までに、当事務所の料金は次のとおりです。

  • ご相談料:無料
  • 毎月の顧問料:1回 30,000円〜(税抜)
  • 確定申告報酬:月の費用の4〜6か月分(税抜)

クラウド会計の導入や6か月ごとの決算予測まで含めて対応しますので、「今の顧問料が歯科の専門性に見合っているか」を見直したい院長は、無料相談で内容を比較してみてください。

医療法人化を税理士に依頼する目安

歯科医院が軌道に乗ると、医療法人化を検討する時期がきます。法人化すると所得税より税率の負担が軽くなる場合があり、分院展開や承継もしやすくなります。次のような状況になったら、税理士に相談する目安です。

1つは、所得が増えて個人の所得税・住民税の負担が重く感じられるようになったときです。個人の所得には累進課税が適用され、所得が増えるほど税率が上がります。課税所得が一定額を超えると、法人化したほうが税負担を抑えられるケースが出てきます。もう1つは、分院を出したい、将来は子や勤務医に承継したいと考え始めたときです。医療法人にしておくと、こうした展開の受け皿になります。

ただし、医療法人化には注意点もあります。利益を配当として自由に受け取れない、社会保険への加入義務が生じる、設立に都道府県知事の認可が必要で手続きに数か月かかる、といった点です。西東京市の歯科医院は東京都知事の認可を受けることになり、認可の受付は年2回に限られます。スケジュールを逃すと法人化が半年単位で遅れるため、検討を始めた段階で早めに相談するのが得策です。

西東京市と当事務所の近さ

歯科専門の税理士は都心に集中しがちですが、当事務所は西東京市のすぐ隣にあります。地元並みの近さで通えて、歯科の専門性も得られる立地です。

武蔵関駅から西武新宿線で約5分

当事務所は練馬区関町北、西武新宿線の武蔵関駅から徒歩3分の場所にあります。武蔵関駅は西東京市との境にあり、田無駅から約5分、西武柳沢駅から約3分、東伏見駅は隣の駅です。乗り換えなしで来られるため、田無・東伏見・西武柳沢・保谷・ひばりヶ丘周辺の歯科医院から気軽にご相談いただけます。診療の合間や昼休みに立ち寄れる距離感は、都心の事務所にはない利点です。

訪問とオンラインの両対応

近いといっても、診療中の院長が毎回事務所に足を運ぶのは大変です。当事務所は院長の医院へ訪問しての打ち合わせに対応しています。実際の診療現場を見ながら相談できるため、設備投資や人員の話も具体的に進みます。遠方やお忙しい場合は、Zoomなどを使ったオンライン面談も可能です。資料は画面で共有しながら説明するので、来所しなくても顧問契約の打ち合わせから日々のやり取りまで完結します。

まとめ

西東京市で歯科に強い税理士を選ぶための要点を整理します。

  • 歯科に強い税理士は「歯科の顧問実績」「医療法人化まで対応できるか」「記帳の手間を減らす仕組み」の3点で選ぶべきである
  • 自由診療と保険診療の区分や社会保険診療報酬の特例は、歯科に慣れた税理士でないと有利な選択を逃しやすいものである
  • 西東京市内に歯科専門の税理士は少なく、隣接エリアまで広げて探すのが現実的である
  • 顧問料は安さだけでなく、歯科の専門性とサービス内容のバランスで判断すべきである
  • 医療法人化は認可スケジュールの都合があるため、検討を始めた段階で早めに相談するのがよい

まず今の税理士に「歯科医院を何件担当しているか」を具体的に聞いてみてください。答えに不安が残るなら、無料相談を使って料金とサービス内容を比較し、自院に合う税理士を見極めるのが次の一歩です。

当事務所は練馬区・武蔵関を拠点に、西東京市の歯科医院を訪問とオンラインの両方でサポートしています。医科・歯科クリニック専門の税理士・行政書士として、日々の税務から医療法人化の手続きまで一括で対応します。西東京市で歯科に強い税理士をお探しなら、まずは無料相談でお気軽にお問い合わせください(連絡先:03-6279-7483)。

よくある質問(FAQ)

 

Q1. 西東京市以外(武蔵野市・練馬区など)の歯科医院でも対応できますか? A. 対応できます。武蔵関を拠点に、武蔵野市・練馬区・杉並区・中野区など近隣の歯科医院を中心に関東圏の訪問とオンラインの両方でサポートしています。

Q2. 開業前から税理士に相談したほうがいいですか? A. 開業前の相談をおすすめします。資金計画や融資、設備投資の進め方は、開業後では取り返しがつかない判断が多いためです。

Q3. 今の税理士から変更する場合、引き継ぎは大変ですか? A. 大きな負担はありません。会計データや申告書を引き継げば移行でき、当事務所が前任者とのやり取りもサポートします。

※本記事は2026年7月時点の情報です。税制は改正される場合があるため、最新の取り扱いは国税庁・東京都の公式情報や税理士にご確認ください。

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